【開催レポート】第2回 国際インバンドリーダーズサミットin Tokyoを開催しました!

5月16日(水)に、

「第2回 国際インバウンドリーダーズサミットinTokyo」を、六本木ヒルズ・ハリウッド大学院大学で開催しました。

フォーラムでは、日本インバウンド連合会(JIF)顧問で、地方公務員共済組合連合会理事長(元総務省事務次官)の岡崎浩巳氏の開会宣言から始まり、基調講演やパネルディスカッションなどが行われました。

衆議院議員で、前外務大臣政務官の武井俊輔先生にも駆けつけていただき、ご挨拶を頂戴しました。

会場には200名を越えるに方々にご参加いただき、盛況のうちに開催することができました。

 

【第1部】

<開会宣言>岡崎浩巳氏 (日本インバウンド連合会 顧問、地方公務員共済組合連合会 理事長、元総務省事務次官)

<ご来賓挨拶>武井俊輔氏 衆議院議員 前外務大臣政務官

<ご挨拶>山中祥弘氏 (ハリウッド大学院大学 理事長)

 

<基調講演①>米村猛氏 (観光庁 観光地域振興部長)

「観光先進国の実現に向けて」

日本にとってのインバウンドの重要性と、今後、地方の観光を活性化するために、DMOなど、組織で地域を盛り上げていくことが大切だというお話をいただきました。

 

<基調講演②>中村好明氏 (日本インバウンド連合会 理事長)

「観光立国革命~インバウンド振興なくして地方創生なし~」

オーストラリアを視察した際の実例の紹介、観光客誘致に最も重要なのは、地域の人たちが、この街を支えるのは自分たちであるという自覚を持つことの大切さなどについて講演しました。

インバウンドの盛り上がりは始まったばかりで、今後、レジャーだけではなく、MICE,留学、越境ECなど、観光の概念を広くすべきということもお伝えしました。

 

 

【第2部】

第2部では、ふるさと納税や越境ECについてのリードトークが行われ、インバウンドと地方創生をどのように結びつけるか議論致しました。

 

<リードトーク①>鈴木清氏 (総務省 自治税務局 市町村税課長)

「ふるさと納税と地方創生~ふるさと納税が創る地方の未来~」

ふるさと納税の基本的なしくみをご説明いただきました。さらに、今後のふるさと納税の理想の形として、クラウドファンディングなどで目的を明確にすること、ふるさとと納税者の交流を行う事などを示していただきました。

実際にクラウドファンディングを利用して名物ラーメンのお店を作ったり、ゲストハウスを建てたりしている市町村の例をご紹介いただきました。

 

<リードトーク②>川﨑貴聖

(日本インバウンド連合会JIFメンバーズ 幹事長・レッドホースコーポレーション株式会社 代表取締役会長)

「日本型寄付文化の醸成と可能性~インバウンドとの親和性を知探る~」

ふるさと納税型クラウドファンディングを、インバウンド振興に役立てたいと考えているという川崎さんに、日本の寄付市場の現状と可能性についてご説明いただきました。

返礼品目当てではなく、目的や使い道に対して寄付してもらえるような寄付文化の醸成や、ブロックチェーン技術を利用して寄付をすることなど、今後のふるさと納税のあるべき姿についてお話しいただきました。

 

<リードトーク③>直井聖太

(日本インバウンド連合会JIFメンバーズ 筆頭副幹事長・BEENOS株式会社 代表取締役社長)

「インバウンドと越境EC」

通販ビジネスを行う直井社長には、インバウンドと越境ECを組み合わせることで、さらにインバウンドを盛り上げられるということをお話しいただきました。

日本に来た観光客が現地で日本の商品の良さを知り、帰国後はECサイトで日本の製品を購入してもらうことで、日本の製品がさらに海外に広がっていくのではとおっしゃっていました。

 

<パネルディスカッション①>インバウンドと地方創生

・ファシリテーター:

中村好明氏(日本インバウンド連合会 理事長)

・パネリスト:

鈴木清氏(自治税務局 市町村税課長)

太田昇氏(岡山県 真庭市長)

川﨑貴聖氏(日本インバウンド連合会JIFメンバーズ 幹事長・レッドホースコーポレーション株式会社 代表取締役会長)

直井聖太氏(日本インバウンド連合会JIFメンバーズ 筆頭副幹事長・BEENOS株式会社 代表取締役社長)

ふるさと納税型クラウドファンディングで寄付を募り、シェアハウスを作ることに成功した真庭市の太田市長からは、バイオマス発電所など地域資源を生かした取り組みや、海外の人の長期滞在への取り組みなどをお話しいただきました。

いい意味の3K(健康、環境、観光)を大切にしたいとの言葉が印象的でした。

パネルディスカッションでは、

ふるさと納税型クラウドファンディングを活用することにより、ふるさと納税の本来の趣旨に合致したかたちで、地方に対する関心を持ってもらうきっかけとなり、ふるさと納税型クラウドファンディングを各地におけるインバウンドの様々な課題解決の原資を確保することにも活用できるという話をしました。

また、在日外国人のふるさと納税制度に対する認知を高めていくことによる税収増の可能性や、在日外国人と連携したインバウンド振興の可能性、地域の方たちが自分たちの街に自信を持ち、応援してもらう体制を作っていくことが必要などの議論がありました。

 

 

【第3部】

<リードトーク④>村瀬克則氏 (せとうち観光推進機構 事業本部長)

「DMOの成功の条件とは」

DMOとは、観光協会や飲食店などを組織化し、地域で官民一体となって観光振興に臨む組織を指します。

瀬戸内の観光をPRする、せとうち観光推進機構の村瀬氏は、DMO成功の鍵として、成功の定義を決めそれに向けて戦略的にマーケティングを行うこと、観光客はもちろんのこと、地域住民の満足度を高めることが重要であることを示していただきました。

観光を軸に地域の人の満足度が上がることが地域振興と言えるとおっしゃっていました。

 

<リードトーク⑤>吉田博詞

(日本インバウンド連合会JIFメンバーズ 副幹事長・株式会社地域ブランディング研究所 代表取締役社長)

アメリカへ視察へ行かれた際の報告を中心に、観光資源には付加価値が必要というお話をしていただきました。

ニューヨークで人気の「一蘭」のラーメンは、現地では5000円近くで提供されているというお話には、参加者の方たちも驚かれている様子でした。その場でしかできない、その時しかできないコトやモノに対して、いかに付加価値を付け、「この値段でもやりたい、食べたい」と思わせることが大切とお話しいただきました。

 

<パネルディスカッション②>

「観光先進国への挑戦~世界水準のDMO・DMCと人材育成~」

・ファシリテーター:中村好明氏(日本インバウンド連合会 理事長)

・パネリスト:

米村猛氏(観光庁 観光地域振興部長)

吉田博詞氏(日本インバウンド連合会JIFメンバーズ 副幹事長・株式会社地域ブランディング研究所 代表取締役社長)

村瀬克則氏(一般社団法人せとうち観光推進機構 事業本部長)

ジェシカ・ハラムズ氏(仙台放送「Go!Go!Tohoku!!運営事務局」プロデューサー)

仙台の魅力をSNSなどで発信する”Go!Go!Tohoku”のプロデューサー、ジェシカ・ハラムズさんは、地域の魅力は、ガイドブックに書かれていない部分にもたくさんあるとおっしゃっていました。

特に、「祭り」や、地域の「人」を紹介した投稿が人気だそうです。観光には県の境や言葉の壁は関係ないということをお話しいただきました。

パネルディスカッションでは、

観光客は、その場でしか出来ないことを求めているということ、楽しくお金を使ってもらうことが大事ということを話し合いました。

観光資源は点で回るものではなく、線や面で回ること。個々バラバラではなく、周辺地域が連携して1つのビジョンを持つことが大切で、何より、地元の人たちが自分たちの地域に自信を持つべきというお話をしました。

 

<閉会挨拶>道越万由子

(日本インバウンド連合会JIFメンバーズ 副幹事長・株式会社BEYOND 代表取締役社長)

 

 

フォーラムのあとに行われたレセプション交流会も

多くの方にご参加いただき、盛況のうちに開催することができました。

ご多忙の中、ご登壇いただきました皆様、ご来場いただきました、誠にありがとうございました。

 

翌日17日に行われたサミット分科会については、次回ご報告します!