【インバウンド ミニコラム】2019年秋のラグビーワールドカップへの対応

来年の秋、ラグビーワールドカップがアジア初の大会として日本で開催されるのは皆さんご承知の通りだ。

参加20か国からやって来る選手団、ファン、応援団の数約40万人と推定されている。そのほとんどが欧米豪州の諸国が多い。また、オリンピックの開催地は東京都とその周辺に限られているが、ラグビーワールドカップの場合南は熊本から北は北海道まで、開催会場が各地にちらばっているのが特徴だ。

開催期間は、東京オリンピック・パラリンピックが17日間の開催であるのに対して、ラグビーワールドカップは約40日に及ぶ。日程が長いのは、試合数が多いことに加えて、ラグビーという体力を極限まで使うハードな競技の特性上からだ。試合間のインターバルが1週間近くこともある。

そうした中で、特に強豪国のファンというのは、自国チームが順当に決勝・準決勝まで勝ち進むことを前提に応援日程をくんでいるわけであるから、当然、長期滞在になる。試合がない日には日本各地で観光を楽しもうと計画を立てるに違いない

インバウンドに取り組む立場としては、そこに商機があり、特需も見込めるだろう。ここで重要なのは、彼らはラグビーに興味があるのであって、日本に興味があるのではないという事実だ。そして、だからこそ、ラグビーに興味ある多くの人々が、わざわざ日本にやって来ることが、
日本に、そして各地域に興味を持ってもらう上で、絶好の機会になるのだという認識を持つことが重要になってくるのである。

写真はラグビー強豪国の1つであるオーストラリアにて。