【インバウンドミニコラム】インバウンドは、シビック・プライドを生み出す「手鏡」

シビック・プライドとは、単なる「わがまち自慢」ではなく、このまちを支えるのは自分であるという義務と責任を伴うものである。地域固有のライフスタイルを自明のものとして受け流すのではなく、世界の観光客と触れ合うことを通して、自らその固有性と魅力を自覚し、蘇らせえて、みんなで磨き、高め世界に発信して、稼いでいく。

世界中からインバウンドを呼び込むことによって、地域の観光立国が実現されれば、まちは直接世界と対話することになる。そうすると、今まで自明に思っていた自らのまちの価値を、世界の観光客の目を通して自覚することになる。

まさに、訪日客は自分を映す手鏡なのである

今後さらに観光立国を進めていくことで、地域の住民・市民は、自らは何者であるかを考える機会を得るだろう。そのとき、自分のまちはどんな固有性を持っているのかを研究していくきっかけとすべきであると思う。