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公開日2023.01.20 /更新日2023.03.17
(リアル会場)JiF FES 2023 特別シンポジウム・交流会
JiFインバウンド&まちづくりフェスティバル2023 特別シンポジウム・交流会(リアル会場)/開催報告
開催案内はこちらからご覧いただけます
(リアル会場)JiF FES 2023 特別シンポジウム・交流会
JiFインバウンド&まちづくりフェスティバル2023 特別シンポジウム・交流会(リアル会場)
2023年3月3日 金曜日
・15:00 特別シンポジウム 「MuSuBu」 HAPPO-EN URBAN SQUARE 2階(15時~20時 費用:7,500円事前申し込み受付中)
・18:00 交流会
食と国際観光文化交流
開会宣言、パネリスト
井上義則氏
JiF幹事長、(株)八芳園社長
基調講演①
岩井智子氏
クラブビジネスジャパン取締役
基調講演②、ファシリテーター
中村好明氏
JiF理事長 株式会社ぐぼう社長
実践報告④
庄司岳氏
JiF副幹事長、JiF北海道ブロック
インバウンドSNS戦略
パネリスト
道越万由子氏
JiF副幹事長、(株)ビヨンド社長
ウェブマーケティング最新潮流
パネリスト
酒井良樹氏
JiF副幹事長、(株)グローカル・マインド社長
東京五輪のレガシー創出
パネリスト
馬淵昌也氏
JiF特別会員 千葉県一宮町 町長
演者
石山裕雅氏
無形文化財「武州里神楽」家元十世
スケジュール
15:00~15:15
■1.オープニングセッション(10分)
開会宣言 井上義則氏(JiF幹事長、八芳園社長)
来賓挨拶
15:10~16:10
■2.講演の部(60分)
基調講演①岩井智子氏(20分)「ウェルネス・ツーリズムの新潮流~欧米豪市場を中心に~」※調整中
基調講演②中村好明氏(40分)(JiF理事長)「2023年のインバウンド大戦略」
16:10~16:50
■3.地方ブロック代表による実践報告(40分)
・実践報告① 大滝雄介氏 (JiF京都府ブロック)10分「京都府舞鶴市の取り組み」
・実践報告② 田雑裕一氏 (JiF西九州ブロック)10分「長崎県佐世保市のパークPFI戦略」
・実践報告③ 藤巻満氏 (JiF東海ブロック)10分「東海地域のインバウンド」
・実践報告④ 庄司岳氏(JiF副幹事長、JiF北海道ブロック)10分「北海道道東地域の実践報告」
≪休憩10分≫
17:00~17:50
■4.クロストークの部(50分)
「JiFのチャレンジ~アフターコロナ期の観光立国に寄与するために~」
【パネリスト】
・道越万由子氏(JiF副幹事長、㈱ビヨンド社長)「インバウンドSNS戦略」
・酒井良樹氏(JiF副幹事長、㈱グローカル・マインド社長)「ウェブマーケティング最新潮流」
・井上義則氏(JiF幹事長、八芳園社長)「食と国際観光文化交流」
・馬淵昌也氏(JiF 特別会員、千葉県一宮町 町長)※オンライン参加。「東京五輪のレガシー創出」
【ファシリテーター】:中村好明氏(JiF理事長)
17:50~18:00
■5.クロージングセッション (10分)
閉会の辞:道越万由子氏(JiF副幹事長、㈱ビヨンド社長)
JiFオールメンバー紹介
18:00~20:00
■6.交流会の部(中締め19:45)※リアル会場のみ
開催方法
特別シンポジウム・交流会のみリアル開催とZoomによる同時中継(ハイブリッド) 日時:2023年3月3日(金)
参加対象
JIFメンバーズ個人会員/賛助会員/正会員/特別会員/幹事会員/一般参加者(事前登録制)
注意事項
①こちらのページは、3月3日(金)特別シンポジウム・交流会リアル会場のお申込み案内となっております。オンライン(zoom視聴)と、4日のお申込みは別のページからお願いします。
②3月3日(金)の特別シンポジウム・交流会は14時以降、2階セミナースペースは招待券をお持ちか、事前申し込みのある方(参加費:7,500円)のみ入場可能となっております。
③JiFフェスイベントは3月1日(水)から3月5日(日)連日開催しており、入場無料、事前申し込みも不要となっております。お気軽にお出かけくださいませ。
イベント詳細
セミナー&ワークショップ情報
■3月2日(木)
・セミナー① 13:40~14:00 佐々木茜氏(株式会社ビヨンド)
「訪日向けのSNSマーケティングで抑えるべき最新トレンド ~Z世代・在日外国人をフックとしたプロモーション戦略」
・セミナー② 15:40~16:00 庄司岳氏(株式会社地方創生推進共同機構)
「観光振興による地方創生への挑戦“ニセコ留学”①」
■3月3日(金)
・セミナー③ 11:40~12:00 庄司岳氏(株式会社地方創生推進共同機構)
「観光振興による地方創生への挑戦“ニセコ留学”②」
・セミナー④ 12:20~12:40 田雑裕一氏(株式会社庭建)「公園を活用した地域の魅力発信事業」
・セミナー⑤ 13:00~13:20 大滝雄介氏(合同会社HOUKO)「海の京都・舞鶴の地域資源を活用したまちづくり」
・セミナー⑥ 13:40~14:00 長谷川千華氏(株式会社ビヨンド)
「いま注目の長崎県五島市が取り組むツーリズムの造成 〜フィッシングをキーとした五島の観光戦略~」
■3月4日(土)
・ワークショップ① 11:40~12:40 潮田雄一氏(植彩工房)「植物を健康に育てる」
・ワークショップ② 13:00~14:00 相良昌義氏(合同会社相良工務所)「組み立て茶室で茶道」
・ワークショップ③ 14:20~15:20 栗原貴久氏(国際スポーツ&ウェルネスウィークエンド)
「TOKYOパワースポット白金でウェルネス体験!倍音浄化の癒しヨガ」
※登壇者およびセミナー内容につきましては当日までに変更となる場合がございます。詳細につきましてはJiFホームページにてご確認ください。
JiF FES2023(特別シンポジウム・交流会)開催報告
5日間にわたって開催されたJiFFESのちょうど折り返し、中日の3月3日に特別シンポジウム・交流会が行われました。今回はリアルとオンラインでのハイブリッド開催、シンポジウムはお陰様で満員御礼と相成りました。
オープニングセッションでは今期のJiF幹事長で株式会社八芳園取締役社長の井上義則氏による開会宣言でスタートし、東博史 元外務省ポルトガル特命全権大使・星槎大学客員教授による来賓挨拶へと続きました。
「講演の部(基調講演)」
基調講演は2部構成。はじめは国際スポーツ&ウェルネスウィークエンド事務局長の岩井智子氏による「ウェルネス・ツーリズムの新潮流」についてお話をいただきました。まずウェルネス・ツーリズムとは?からはじまり、世界でのウェルネス市場やトレンドまで分かりやすくお伝えいただきました。
ウェルネス・ツーリズムは欧米各国に比べると日本ではまだまだこれから、ウェルネスの概念もかなり広義である事、普段行っているものの中でもウェルネスに通じているものがあるのだと気付かされました。
次に中村好明JiF理事長による「2023年のインバウンド大戦略」の講演。アフターコロナに向け、いま何をすべきなのか、何が必要なのかを様々な事例を踏まえながらお話しいただきました。またこれからのツーリズムの形としての「アクセシブル・ツーリズム」についてもご紹介いただき、インバウンド需要に対応すべき新たな視点を共有する事が出来ました。
「地方ブロック代表による実践報告」
基調講演が終わり、ひと呼吸置いて日本各地で活躍をされているJiF会員による実践報告の時間となりました。毎月の実践会でも特定の地域をフォーカスした事例を聞く事は出来ますが、今回はその日本全国版。とても興味深い時間となりました。
まずはじめはJiF京都ブロックの合同会社HOUKO代表の大滝雄介氏による「京都府舞鶴市での取り組み」について。ふるさと納税制度運営や外国人をターゲットに置いたゲストハウスの運営、チャレンジチョップやママのための仕事請負チームの取り組みなど、積極的で幅広い取り組みについて簡潔にお話しいただきました。
次にJiF西九州ブロックの株式会社庭建の田雑裕一氏による「長崎県佐世保市のパークPFI戦略」について。佐世保市中心部にある公園を「市民とともにつくりあげていく、育てる公園」をコンセプトとした、公園機能に様々な遊び場やコミュニティスペース、キャンプ場やバーベキュー場にフードコートやファミリーレストラン誘致まで、こちらも多様な取り組みをご紹介いただきました。またご自身で伝統工芸にフォーカスしたアウトドアブランドの立ち上げもされております。
続いてJiF東海ブロックの株式会社アメーバホールディングス代表取締役社長の藤巻満氏による「東海地域のインバウンド」について。名古屋地域のシンボル的存在のテレビ塔をアーティスティックでラグジュアリーなホテルとして運営をされています。ここを中心として東海地域全体へと拡がりを、という素敵なコンセプトを終始柔らかな表現でお話しいただきました。
最後にJiF北海道ブロックの株式会社地方創生推進共同機構代表取締役社長の庄司岳氏による「北海道地域の実践報告」について。ニセコ(倶知安町)や弟子屈町の事例を時には笑いも混じえて詳しくお話しくださりました。JiF会員が日本全国に存在している事で、各地の様々な取り組みの手法や地域に寄り添ったコンセプトの作り方、またそこかからの拡がりの見せ方までを広い視点で知る事ができ、とても勉強になる時間となりました。
「クロストークの部」
最後は「アフターコロナ期の観光立国にいかに取り組むべきか〜JiFのチャレンジ〜」というテーマで4名のパネリスト(井上義則氏:JiF幹事長・株式会社八芳園取締役社長、道越万由子氏:JiF副幹事長・株式会社ビヨンド代表取締役社長、酒井良樹氏:JiF副幹事長・株式会社グローカル・マインド代表取締役社長、馬淵昌也氏:JiF特別会員・千葉県一宮町長)と中村好明JiF理事長によるクロストークの時間です。
まさに今、何をすべきなのか、どこに意識をして取り組むべきなのかをそれぞれの視点でお話しいただき、限られた時間の中で熱のこもった、凝縮されたやり取りを感じました。
「交流会の部」
最後にJiF副幹事長で株式会社ビヨンド代表取締役社長の道越万由子氏によるクロージングセッションではJiFメンバーの紹介も行われ、アフターコロナに向けたあらためての意気込みが伝わってくる機会となりました。これにて3時間におよぶシンポジウムは終了。この後は同じ会場での交流会へ。
交流会の冒頭では無形文化財「武州里神楽」の家元十世、石山裕雅氏による荘厳なる演舞が振る舞われ、「絃月流」琵琶奏者の須田隆久氏による情景が目の前に浮かぶような演奏が行われました。御二方のコラボによる演目も実現、なかなか見る事の出来ない、とても貴重な時間となりました。
これまでのコロナ禍対応により、オンライン中心となっていたJiF会員同士の交流も、久々のリアルでの会話で大きな盛り上がりをみせました!私もリアルではじめてお目に掛かる方ばかりでしたので、常に新鮮な気持ちで会話を楽しんでおりました。
さいごに
熱のこもったトークやプレゼンテーションはリアル開催ならでは。いよいよアフターコロナとなる今後はこの機会も多くみられるのかと思うと、期待感が高まります!一方でイベント運営の難しさを知りました。特にオンライン参加の皆様にはご迷惑をお掛けした結果となり申し訳ない気持ちで一杯ですが、これもひとつの経験としてこれからの糧にいたします。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
文:山田和也(JiF事務局)
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